あらまぁの珍事
水温も気温も26度。
きっと豆アジばかりだろうと半ば諦め気味に
男鹿半島へと車を走らせる。
やっぱりアジばかり…笑。
夢の入れ食い状態がずーっと続いたが、
なにせ10センチ前後の豆アジだから、
そこそこの大きさのを除いてすべてリリース。
しかし、真鯛の強めの引きも味わえた。
あと、珍しくイナダがかかって、
もう少しのところだったけど、痛恨のバラし。
暑さも和らぎ、朝10時半まで釣りができるようになった。
先週は9時半に逃げるように帰っていたから、
随分と涼しくなったものだ。季節はめぐる。
豆アジに辟易して、それを生き餌にして、
大物を狙い大遠投した時のこと。
目ざといカモメが旋回していた空中から急降下。
「投げたアジよ、早く潜れ!」との願いも空しく、
カモメはアジをくわえ、リールからどんどん糸がでていく…。
カモメはアジをくわえたまま空高くへ。
私はアジを取り戻すべく、
豆アジを介してカモメとの綱引きが始まった。
1番怖いのはアジを飲み込んでカモメに針がかりすること。
それを避けるために、人間側も必死!
くちばしにくわえているだけのようだったので、
少し強めに引くと、今度はドラグが鳴った…笑。
そんなこんなでしばらくやりとりを続け、
強引ではあったが、なんとか針は回収できた。
そしてアジはカモメの胃の中へ。
生きアジの泳がせ釣りはいつもエキサイティング。
カモメが釣れたのは予想外だったが、
初めての経験でいい思い出になった。
カモメが無事だったのが幸い。
こんなこともあるんだなぁ。
というわけで今回の釣果はこんな感じ:
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